昨年、バイラルを集めた記事ベスト5には入るであろう「フォードが3Dプリンタを社内のエンジニア全員に配ることを決定した」というコンテンツ。
今回は、フォードが車を開発する時間を大幅に短縮することに成功したというもの。
Ford Cut Their Production Time By 25% With 3D Printing
3Dプリンタを使って、テスト車両のシリンダーやブレーキ関連部品等を作ることによって、制作時間を削減することができたということです。
具体的には、4〜5ヶ月かかる生産時間が3ヶ月となり、25%〜40%の生産時間が短縮された模様。
今後、フォードは、顧客の利便性や満足度をあげるため、顧客自身が地元の3Dプリンタで、自分の車の交換部品をプリントできるようにすることを考えているようです。
これは、興味深いですね。今後に要注目です。
Stratasysが、Makerbotの買収???
フォードのエンジニアに配られたデスクトップ3DプリンタはMakerbotのものです。
そして、今回、産業用3Dプリンタ大手Stratasysが、Makerbotの買収交渉にのぞんでいるという噂があがってきています。
3D Printer Manufacturer Stratasys In Acquisition Talks With Makerbot
最終的に、どうなるかは分かりませんが、もし、そのようなことが起これば、また3Dプリンタ業界の地図が塗り変わります。
本当に動きの激しい3Dプリンタ業界ですが、日本にとって非常に重要な情報ですので、これからも追っていきたいと思います。