Kicikstarterに登場したPicassoBotは絵を描くことができ、オープンソースのロボットアームキット。
子供達のための学習用に作られたシンプルなキットで、上記の映像からも分かるように、そこまで綺麗に描くことはできません。
ただ、1つ言えることは、仕事で使えるレベルの同じようなツールが間違いなく近々登場してくるだろうということ。
下の動画は、ドイツのコンスタンツ大学の研究者によって作られた絵を描くロボット「e-David」。
e-David Robot Painting from eDavid on Vimeo.
筆を使うアームは、組立ラインの溶接用のもので、コンピュータもカメラも特別なものを使っているわけではなく、どこでも手に入れられるものを使用しています。
皆が絵を投稿できるオープンソースの絵画プラットフォームと、e-DavidクラスのロボットがKicikstarterに登場してきたら、かなりの話題をさらうでしょうね。1億円近い金額はさっと集まってきそう。
第二次オフィスオートメーション革命が始まる
机の上に置くことができるミニ産業用ロボットアーム「uArm」は、Kicikstarterで目標金額の50倍以上の金額を集めました。
いずれこれらの卓上ロボットは、Siriなどのバーチャルアシスタント機能と連携しながら、私たちの支持を理解して仕事をサポートしてくれるようになります。
これがまさに第二次オフィスオートメーション革命の波。第一次OA革命は、オフィスにコピー機、PC等が普及したことであり、事務作業をはじめ仕事の効率は大きく向上しました。
第二次OA革命は、これらのロボットやスマートマシーンが私たちの手足となり、仕事を支援してくれるようになる革命です。
“仕事ができる人”の要素の1つは、これらのマシーンを最適化して自らの仕事に導入し、自分の能力を最大限に拡張できることとなるでしょう。あらゆる側面から、ワークプロセスは変わっていきます。