ついにこの類いのデバイスが登場。世界に新しい風を吹かせそうです。
「農業をやりたい、でも思い切った一歩は踏み出せない。」また、「家庭菜園をやるとしても知識がないし、労力に見合わず面倒くさそう…。」これまではそう思う人がかなり多かったのではないでしょうか。
こちらは、スマホと連携する家庭菜園システム「Niwa」。マンションの小スペースで野菜、果物、花等を気軽に水耕栽培することができます。現在、Kickstarterにて10万ドル(約1千万円)目標で資金調達中。
安全で新鮮な野菜を、手間なく育てることができるNiwaシステムは、プラントに種を植えて、アプリをダウンロードすれば、スマホ操作で簡単に野菜などを育成することができます。
温度、湿度、光を制御することができ、成長状態も常時チェック。
トマトであれば、週に3〜5個程度採れるようですし、多種多様な野菜や果物にを育てられるところが魅力的。今後は、ニンジンやジャガイモなどの根菜類も育てられるように進化させていくそうですよ。すごい。
そして、気になる価格ですが、現時点で249ドル(約2万5,000円)から買えますね。このような革新的なデバイスによって、再び私たちは農業を生活の中に取り入れていくのかもしれません。
進む農業文化の再構築
ロボットが農業の世界に本格的に入ってくるなど、今世界では、”農”の分野の再構築が進んでいます。
今後Niwaのアプリに、採れた野菜をご近所さん同士で交換できる機能が追加されてくる可能性も大いにあります。
結果、昔はどこにでもあった”採れた野菜をあげたりもらったりする文化”が、21世紀版として復活するかもしれません。
先日紹介した地域の農産物の交換プラットフォームUbrLocalも非常に評判が良かったのですが、小スペースで気軽に野菜作りをし、それを簡単に共有をするなんてことは当然のように起こっていくのでしょう。
【参考】
・地産地消を目指して。農産物の売買はもちろん、物々交換もできるプラットフォーム「UbrLocal」
いずれにせよ、今私たちは、新たな経済社会の入り口に立っています。