一人暮らしの学生にとって、近所に、母親代わりの知り合いがいるという状況は、何かと有り難いと思う。
米国ピッツバーグ発の「Another Mother」は、学生向けの生活支援サービス。その名の通り、母親代わりに、洗濯から、掃除、買い物までを支援をしてくれる。まさに、お母さんのクラウドソーシングサービスと言った感じだ。
私も高校時代、下宿をしていた。当時、下宿のおばさんが食事を中心に、何かと細やかに心を配ってくれ、今思い出しても感謝の心は尽きない。
また、大学時代に住んでいた学生向けのアパートは、大家さんが隣の一軒家に住んでいて、何かと面倒を見てくれた。アパートに住む学生同士の親交を深めるために、クリスマスパーティやら食事会やらを無料で開いてくれたりした。
大学生の独り暮らし。人生初の独り暮らしという場合、やはり分からないことや人手が欲しい時がある。サークルや勉強で忙しい時に、ちょっと掃除をお願いすることができる、お母さん的な存在がいてくれたら有り難い…と思う人は少なくないはず。
お金がなるべくかからないように、下宿のように定額制ではなく、都度、仕事に合わせて料金を支払うスタイルになっている。買い物に8ドル、洗濯は1ポンド1,5ドルで行ってくれる。
学生向けのクラウドソーシングサービス、日本においても登場してくる可能性は高い。