アーティストの”あり方”は時代と共に変わり続けていく。貴族のために演奏をしたり、作品を作ることが主な仕事の時代もあれば、現代のように、リアルなライブ、楽曲やグッズの販売が収入源の時代もある。
そして、これからまた時代と共にアーティストのあり方も変化をしていくことだろう。少なくとも、アーティストがより多面的な活動領域を持つことは見えてきているし、それに応じて、ファンや支援者のあり方も変化をしていきそうだ。
ご紹介する「Patrons」は、アーティストがツアーの際に必要な、ホテルの宿泊や食事、ヘアカットやフィットネスなどを支援し、そのお返しとして、アーティストは、要望に応じてアコースティックライブをやってあげたり、自身のソーシャルメディア等で、その事業を宣伝したりする。
このようにアプリ上で、その支援を決定し、チャットを使って細かな打ち合わせができるようにしている。
今は、「お疲れさま」の1杯のドリンクを、スマホで贈るようなサービスも多数登場しているわけで、そのような気軽な支援が行えるようになると、アーティストや支援者側にとってメリットがあるように思う。
1杯ドリンクをもらったら、アーティストがTwitterでその企業についての思いや意見をtweetするなんてことも当然できるだろう。投げ銭だけでなく、アーティストと支援者をより細やかにつなぐプラットフォームの登場が待ち望まれている。
【クエスチョン】
・気軽な応援とそのお返しができる、アーティストとファンのためのプラットフォームを考えてみよう!