エコと利便性、両方を同時追求する世界へ。
「Beantown Bedding」が提供する使い捨てベッドシーツ&枕カバーは、数週間利用したら、捨てるか庭や畑の堆肥にすることができる。
素材が、ユーカリ素材のテンセルという材料から作られている。無農薬栽培かつ、綿の20分の1の水の量で製造ができるという点も特徴だ。シーツの定期配送サービスも提供されており、Airbnbのホストにも重宝されているとのこと。
使い捨てと使い続けること、どちらが環境に優しいのか。確かにそれは、コンセプトや状況によって変わるだろう。利便性、経済性は誰もが考慮に入れるが、二酸化炭素排出量、水の使用料、エネルギー使用料等、総合的な観点でエコなプロダクトを設計していける時代になっている。
そんな中「エコだけど使い捨て」という概念は、私たちに重要なインスピレーションを与えてくれる。
環境配慮と利便性の追求は、同時に行われていくものであり、そこがまだ満たされていない領域には、大いなるイノベーションのチャンスが眠っている。
※新刊「ビジネスモデル2025」が、2週間で3刷に突入!
・新著「ビジネスモデル2025」が1週間たらずで重版決定!ハイブッド型経済と広がる共有経済圏
・「ビジネスモデル2025」で紹介した”価値消費ピラミッド”と21世紀の消費について
・新たな経済パラダイムとビジネスモデルが出現する。新著「ビジネスモデル2025