う〜ん、これも目を引きました。コンセントにはめるだけで、スマホやタブレットの充電器になる機器。
クラウドファンディングサイトindiegogoにて2万5,000ドル(約250万円)目標でプロジェクト投稿されていますが、残り13日を残しながら222,000ドル(約2220万円)を超える資金が集まっています。10倍ですね〜、素晴らしい。
thingCHARGER. The awesome new charger for ALL your things.
このように重ねてスマートに充電できます。ちょっとした充電革命かも。
コードがないのでかさばらないというのは、やっぱり大きいですね。真正面から見た感じもクール。
ただ一点、地震大国日本ではどうだろう?という疑問も湧きました。震度4くらいで、バキッと折れて落ちてしまうようでは、難しいのでしょう。いずれにしても、そのアイデアには注目したいところです。
シンプルに、シンプルに。
photo credit: Brian Auer via photopin cc
複雑性が極まる昨今。私自身も「シンプル」なものに何かと目が引かれます。
先日ある人が、「自分の理想の部屋のカタチは、ホテルのようにできるだけ何もない部屋」と言っていました。その気持ちよく分かります。
そして、シンプルというのはデザインであり、哲学として語られることもありますね。「生き方もシンプルに」そんなことを思う人も増えているのでしょう。
もちろん複雑性にもメリットがあり、人間のカラダなどは究極的に複雑にできているわけで、複雑さから逃げることはできません。日常的に仕事をしていれば、基本的には複雑さとの対峙です。
しかし、その複雑さをシンプルにしていこうという営みそのものが、仕事であったり、生活であったりするのでしょう。
今回ご紹介したthingCHARGERなんかも、まさに究極のシンプルへの追求に見えます。
複雑からシンプルへ。そこにたくさんの可能性が秘められているのでしょう。
【Social Design Newsから本が出ました】
働き方は無限大。
組織や事業の寿命よりも、人が働く時間のほうがはるかに長くなった現代。
テクノロジーの進化と人々の価値観の変化によって、「働き方」が大きく変わりつつある。
メイカーズ、クラウドソーシング、クラウドファンディング、ソーシャルスタートアップ……「仕事の未来」には、無限の可能性が広がっている。
あなたは、どの働き方を選びますか?
さらなる進化を遂げるテクノロジーと新たな時代の価値観が出会ったことで、
これまで考えられなかった(あり得なかった)ような働き方が可能となった。
今、私たちの目の前には、数限りない働き方が存在する。
私たちは、自らの働き方を自分で選び、実行していかなければならない。
それが、本書の言う「ワーク・デザイン」である。 ――「はじめに」より
本書では、これからの働き方の新構造を次の7つのステージで捉えた内容となっています。
・新しい「働く」の価値観
・消費社会から生産社会への潮流
・ワークプロセスの文明的大転換
・組織形態の変化
・キャリアデザインについて
・タスクデザインについて
・これから必要とされる個別スキル
現在の「働く構造の進化」は、各ステージをバラバラに見ても分かりません。7つの構造全体を体系的に捉えることで、始めて進化の本質が見えてきます。
Amazonの「なか見検索!」で一部内容を読めるようになっていますので、ご興味のある方はこちらからご確認ください。【書籍】ワーク・デザイン これからの働き方の設計図
※ライフハッカー[日本版]で本書を大きく取り上げていただきました。
「いま、新しい働き方『パラレルキャリア』が重要だ、と言える理由」