私も購入したInventablesが開発したデスクトップCNC工作機「Shapeoko2」。
【参考】
・本格化するパーソナルファブリケーション。デスクトップ型CNCフライス盤「Shapeoko2」が事前予約開始
なんとShapeoko 3がもう発売と聞いて「え〜もう最新版!?」と驚いていたのですが、なんとそのカタチ…このような「ペン型」…。
Inventables Announces the Release of Shapeoko 3!
どうやら空間に線が描ける3Dプリントペン「3Doodler」からコンセプトを発想しているようです。
3Doodlerは、Kickstarterで2億3,000万円の資金を調達した大ヒット製品ですが、そのCNCバージョンといった感じ。
特徴は小さくて軽いこと。
このように木やプラスチック、柔らかい金属であれば何でも削れます。
どれくらいの価格で登場し、どういったモノを作るために利用されていくのか?注目です。相変わらずInventablesは熱いですね。
例えば、絵が得意な人がモノの販売にチャレンジできる
考えられるのは、ペン型CNC工作機を使って製品に細やかなデザインをして販売するなんてことは広がりそうですね。
絵やデザイン系の仕事をされる方々が、これまでは中々できなかったプロダクトデザインを仕事としていくことができそうです。
例えば、人が集まる施設で、似顔絵を書いて販売するお店がよく出店していますよね。これは今まで紙に書いた絵だったわけですが、工具を使ってiPhoneケースに似顔絵を書いて”世界にたった1つのiPhoneケースをその場で作る”なんてこともできるでしょう。
絵を単体で販売するよりも、製品にした方が、単価も高まります。
また、数売れる製品が誕生し1個1個手作り販売するのが大変な場合は、その製品の3Dデータをクラウドソーシングを利用し有料で作成します。そしてその3Dデータをもとに、数をたくさん作れる体制、スケールできる体制を整えていく、なんてこともできるでしょう。
デザイナー、クリエイターが気軽に製品を作り、それを世界に向けて販売できる時代が到来しています。