私はスマホもノートPCも好きですが、新聞も好きです。
手に触れる紙の質感と、なんとも言えない温かさを感じる媒体だと個人的には思っています。
さて、こちらは、チェックしたWEBページを新聞形式に印刷して送ってくれる英国のサービス「PaperLater」
スマホやパソコンで気になったニュースやレシピ、写真や論説なんかを「Save for Paperlater」を押して保存します。
印刷され届くまでには3〜5営業日かかり、値段は1部4.99ユーロ(約700円)しますが、どうしても長く保存したり、資料として手元に置いておきたいという情報に関しては、このように新聞形式で持っておくのもいいですね。
こういったサービス、スタートアップもいいのですが、日本の新聞社が行ってくれればいいのにな、と思うのでした。
紙媒体の新たな存在価値
イギリスのガーディアン紙は、一週間分のニュースをキュレーションし、それを紙でプリントし無料配布する「The Long Good Read」というサービスを始めています。
ガーディアン紙の人気記事が、自動で印刷レイアウトされ、毎週月曜日に24ページの新聞を発行。ちなみに現在はロンドンのガーディアンコーヒーにて、この取り組みが行われています。
スマホもいいし、タブレットPCも良い。そして、メガネ型デバイスで情報を得ていく方法もきっと「これ、いいよ!」と口コミされながら広く普及していくのでしょう。
そのような流れが進んでいく中で、紙媒体の存在価値もまた違った形で浮き彫りになってくる。
次世代の紙媒体は、どのような位置づけで人々の生活に残っていくのか。予想は様々されていますが、PaperLaterも含め、新たな現実が世界中で芽吹いていくことが楽しみです。