25億円調達した商用ドローンのサービスプラットフォーム「Airware」に見るこれからの事業モデル

[2014/7/31]
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ドローンの総合プラットフォーム会社の登場です。

ドローン会社と言えば、ある単体の機体を販売する会社をイメージしますが、「Airware」は、様々なドローンをカスタマイズして販売します。

農業、動物の保護、環境状態の確認、インフラの検査、航空写真などその目的に合わせて、カメラや搭載する機能、アプリケーションなどを変更することが可能。

利用者はダッシュボードから、簡単なステップを通して、何用のドローンなのか、その搭載する部品などをチェック。

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それに合わせてドローンが組み立てられます。また、利用に伴って収集したデータはクラウドと連携。シームレスかつ効率的にその情報を分析することができます。

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1台のシステムを全てのドローンに適用させることもできる、まさにドローンのトータルソリューションパッケージ。

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サンフランシスコ発のAirwareは、2,500万ドル(約25億円)の資金調達をしており、今後、世界的に拡大をする予定。ドローンもいよいよこういった段階へ移ってきました。

プラットフォーム化したモノをサービス化すること

shutterstock_174583373 (1)PHOTO: internet and networking from Shutterstock  

モノをプラットフォームとして考え、更にそこにサービス化というマネタイズモデルを導入する。

これは、今後の重要なモデルと認識されることでしょう。

私が学生時代に愛用させてもらっていたDELLのパソコン。DELLは、パソコンを1つのプラットフォームと考え、利用者に合わせて機器をカスタムマイズして提供するところが大きな特徴でした。

また、ビジネスマンの間でも、注目のビジネスモデル「DELLモデル」として、世界にその名を馳せました

その後、パソコン業界で1位となったDELLでしたが、市場の低迷によりその勢いは徐々に減速。モノの販売からサービスモデルへの転換をはかろうと、サーバ、セキュリティー、システム管理ソフトなどへ参入を試みてきましたが、結局は、上場を廃止をせざる終えませんでした。

モノをプラットフォームとしてとらえるまでは良いのですが、その販売のみで、事業を大きくしていこうというのは、現代においては非常に難易度の高いものとなっていきそうです。その理由は言わずと知れた、製品及び製品カテゴリーの短命化、また産業突然死時代の影響からです。

ということで、大事なことは、最初からサービスモデル、継続課金モデルを事業に導入していくということでしょう。そういった意味では、Airwareは、非常にバランスの取れた事業になる可能性があります。その本質は、商用ドローンのサービスプラットフォームです。

DELLモデルからAirwareモデルへ。これからの展開に注目して生きたいところです。

 

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