1852年以来の養蜂革命。ハチミツを簡単に取ることができる次世代ツールがキラ星のごとく登場した。
プーさんのようにハチミツを自在に食べてみたい。そんなイメージを子供の頃に描いた人は多いのではないだろうか。しかし、年齢が上がっていくと、その作業は決して簡単でないことが分かり、淡い思いは、無意識のうちに消え去っていく。
しかし、プーさんのようにハチミツを自在に食べることができる世界がやってくるのだ!
「Flow Hive」は、ハチにとっても、人間にとっても優しいハチミツ取りのシステムが搭載されている次世代養蜂セット。
ハチを飼育する場合、最も大変なことの1つは、巣箱をぱかっと開いて、ハチミツを採取する作業。
熊ではない人間は、当然ながら防護服を来て、刺されないよう万全な準備が必要だ。以下の画像のようなイメージを、一度はTVで観たことがあるだろう。
そして、取ったハチミツを食べられるようにするために、不純物を取り除く作業がまたまた大きな手間である。
しかし、これらのステップをなくしてしまうのが、Flow Hiveなのだ。バルブをひねればこの通り。そのまま食べれるハチミツが自然に流れてくる。
現在、indiegogoで資金調達中のこの養蜂システムは、巣板3つのセットが290ドルから購入可能。執筆時点においては、38日を残しながらも、3億5,000万円を超える大きな金額が集まっている。
これを見ていて「銀座ミツバチプロジェクト」を思い出した人も少なくないかもしれない。都会でもミツバチを飼育できることを証明し、地域活性にも力を発揮しているプロジェクトであるが、Flow Hiveはこのような取り組みがより多くの地域で行われるキッカケになるかもしれない。
【クエスチョン】
・銀座ミツバチプロジェクトのような地域貢献型プロジェクトを、今だからこそできないものか、皆で話し合ってみよう!