新しいMacのOS、Mountain Lionの発売が秒読み段階です。
今回のOSでは200を超える新機能が搭載されてきます。
・「メッセージ」(チャット型)アプリケーションの搭載
・iOSと同期可能な「リマインダー」、「メモ」アプリケーションの搭載
・iOSの通知センターがMacにも搭載
・Safariなどから簡単にツイッターやメールでコンテンツが共有可能に
・「Facebook」や「Twitter」連携のOSレベルでのサポート
・音声入力機能が搭載され、テキスト入力画面ではどこでも利用可能
またまた、仕事のやり方が大きく変わる可能性大。
今予測できることは、よりiPhoneやiPadでの仕事が増え、ノマド化が進みます。
よって、細切れ時間をソーシャル・メディアでの情報発信に止まらず
「仕事」に費やすことができます。これは、秋発売されるであろう画面の
大きくなったiPhone5の登場で益々加速するでしょう。
今、スマートフォンの音声入力を使う人がどんどん増えていますが、
家庭のPCでも音声入力が主流になり、世界中の情報発信量がますます
増えていきます。
発売後すぐに私の方でも購入し、使い勝手をこちらのSocial Design
Newsで報告していきたいと思います。
効率と非効率の波の間で…
photo credit: Denis Collette…!!! via photo pin cc
あるクライアントさんとの会話に中に「効率と非効率」についての相談
がありました。「何を効率化するべきで、何を効率化しないべきなのか?」
という話です。
とにかく情報革命による効率化の波は、今後もどこまでも進んでいきます。
どの事業においてもこの効率化の波に乗り遅れると、大きな痛手を被ること
は間違いないでしょう。
しかし、これだけ効率化が進んで行くと、ある1点において圧倒的非効率
が求められるところが出てきます。それが、「人間と人間の接点」です。
もっと具体的に言うと、お客さんやスタッフ、関係者とのコミュニケーション
における非効率化です。
上場して、何かと話題なFacebookも、ロビー活動費用は劇的に増えていって
います。昨年一年に使ったロビー活動費用を、もうこの第一四半期で超えて
しまったような状況です。情報革命企業であってもこうなのです。
また、レストランや居酒屋さんで、お客さんの誕生日を祝うことは
当たり前になってきました。こういったことは大々的にやろうと思えば
思うほど、オーダーは止まるし、スタッフの足も止まるし、非効率の限りです 。
しかし、その大々的な様子が、写真に取られ、携帯動画で撮影され、
ソーシャル・メディアで口コミをされていくわけですね。
自社の事業モデルをきっちりと把握した上で、徹底的な効率化と徹底的な
非効率化の導入。これがこれからの仕事において必要とされる視点だと
思っています。