YoutubeがTVでも見られるようになってきた時代、Youtubeに動画を
アップし、その広告収入で食べている人たちが日本にも登場し始めました。
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「日本でも自分がアップロードしたコンテンツに広告を入れ、それで生活し
ている人もいる」――Google日本法人は7月30日、YouTubeの収益化プログラム
「YouTubeパートナープログラム」の進捗状況を説明した。2008年のスタート
以来、2011年までの3年間でユーザー収入の総額は約4倍に向上。YouTube広告
からの収入で生活費を賄っている一般ユーザーもいるという。
YouTubeパートナープログラムは、ユーザーが自分がアップロードした動画に
広告を入れることができ、その収入を得られるという仕組み。スタート当初
は審査制だったものの、今年4月に一般ユーザー向けに公開。コミュニティ
ガイドラインを順守すれば、誰でもプログラムに参加できるようになった。
7月時点でのパートナー数は全世界で約100万ユーザーに上るという。
引用元: YouTubeの収益化プログラム、日本のユーザー収入が3年で4倍に
「それで生活している人もいる」 – ITmedia ニュース.
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まずは、自分がYoutube上に動画をアップしている人は、遊び半分でこちらから
収益化にチャレンジしてみてください。
一億総アーティスト時代がやってくる
photo credit: MrTopf via photo pin cc
「今」はコンテンツだけで食べて行くことは中々に難しいです。
それは、まだまだ「衣食住&教育」の値段が高いからです。
しかし、更なるテクノロジーの発展、そして世界の99%を貧困にする経済
システムが変化していった時、人間の労働価値が上がり、ものの値段は
更に下がります。
米一俵の価格は昭和30年代には約4,000円でしたが、平成15年には約1万5,000円、
およそ3.5倍になりました。一方、国家公務員の初任給は昭和30年代に8,700円
でしたが、平成15年には約18万円、およそ20倍になっています。
また、小さなテレビが1年分の給料を貯めないと変えない時代がありましたが、
今や50インチのTVが10万円を切るというところまできています。
更にこれが進んで行くと、最低限生きるために必要な物とサービスの値段
は下がりコンテンツをクリエイトして食べていく人たちはどんどん増える
ということです。(食に関しては、「食糧危機」への対応が一時的に必要
だと思うので、自分で食べるものを自分で作るというタイミングが出てくる
かもしれません)
コンテンツのクリエイトが仕事となるとは「テクノロジーの進化により現れる、
未来の4種類の仕事」という記事にも書きました。もちろん、大きな貨幣
収入を得たい人は、大きなヒット作を狙っていく必要があります。
しかし、小さなコンテンツ、例えば、ブログや動画や音楽や写真など
をコツコツ作っていくことで、生きて行くのに必要な貨幣収入を得る人
の割合は少しずつ増えていくでしょう。
この潮流は2010年代後半から2020年代初頭に本格的に始まると考えて
います。1億総アーティスト時代と呼ばれる時代は10年以内に迫って
きています。