私は福島県出身です。大切な家族、友人、知人は福島に住んでおり、ちょこ
ちょこ福島に帰っています。しかし、まだまだ放射性物質はじめ問題は山積み…。
復興はこれからです。
そんな中、福島県のFacebookページ「ふくしまから はじめよう」が爆発的
スピードでファンを集めているという嬉しいニュースがありました。
6月18日に開設して3週間で1万人以上のファンを獲得。2012年8月28日段階では
15,600人を超える方々がファンになってくれています。
こちらのファンページは、県庁職員の有志5名によって運営されており、復興に
向け立ち上がる、今の福島県の現状や魅力を国内外に発信し続けています。
フィードには、多くの方々の応援のメッセージ、そして、福島の安全な食べ物
やイベント写真、観光名所などの写真が並びます。
中には「ふくしまから“んめぇもん”はじめよう。」という企画があり、福島の
食をこのFacebookページでアピールすることもできます。是非、福島の方もしくは
関係する方は、こちらのページを使ってうまくアピールしていただきたいと
思います!Facebookを使った地域活性化の模範となることを期待します。
私もファンページの桃の写真に刺激されて、早速「福島の桃」を買っていただきました!
とても美味しかったです 。
Facebookページ「ふくしまから はじめよう」誕生の経緯や運営の状況が分かる
動画はこちらからです。 http://www.re-tohoku.jp/movie/10453
マイクロペイメントで、革命が起きる!!!
福島県のFacebookページ「ふくしまから はじめよう」を見ていて感じること。
それは、Facebookのwantボタンやマイクロペイメントサービスが始まったら、
どれだけ多くのサポートになるかということです。
wantボタンにつきましてはこちらの記事に書きましたのでご確認ください。
今私が注目しているのが、「マイクロペイメント」という潮流です。
どのようなものかというと、格安の手数で、オンライン上で送金を行える
サービスです。
PayPalのマイクロペイメントは手数料5% +7円の手数料がかかります。
例えば100円であれば12円が手数料として、PayPalに支払わなければなりません。
しかし、「次世代Paypal」と名高いDwolla(ドゥオラ)がこの現状を革命しよう
としています。
こちらは、オンライン送金を「クレジットカードなし」で行えることに加え、10ドル
未満の取引は無料、また大きな額の送金であったとしても、わずか25セントしか
手数料がかからない革命的なサービスです。
しかも、Facebookと連動しており、多くの方は直感的にすごい可能性を持っている!
と感じことでしょう。例えば「あ!財布忘れた!ごめん …帰りの電車代ちょっと貸して
おいてくれないかな…」と200円借りたとします。それを家に帰ってすぐに、Facebook
経由で「ごめん200円返しておいたから!」と返金することが簡単にできます。
5円、10円単位で簡単にオンライン送金できるとします。福島のFacebookファンページ
を見て、リンクサイトに飛んだ人の目の前にマイクロペイメントの「pay」ボタンが
あったらどうでしょう。
そのお店や農家を応援するために、その場で「10円」を寄付することは多くの支援者、
応援者が望んでいることではないでしょうか。
この潮流は世界的に大きく広がってきています。速く日本でも展開して欲しい!と感じる
サービスですね!以前、こちらの記事にインターネット上での共感度の深さ、つまりインター
ネット上での「支持」と「共鳴」の指標は、近未来にはこのような順番で深まると
予想していました。
「アクセス → いいね! → want → クラウドファンディング → 購入」
しかし、このマイクロペイメントの潮流が日本でも本格化してくると、
「アクセス → いいね! → want →マイクロペイメント→ クラウドファンディング → 購入」
という流れとなる可能性があります。
「5円、10円、50円単位で会社やNPOや個人を支援するマイクロペイメント」の潮流は、
大きく社会変えていく可能性を秘めています。
Dwolla(ドゥオラ)が日本でもはやくサービスを開始することを願います。