オランダの3Dwergen社が、3Dプリンタで販促物やブランディングのためのコーポレートギフトを作るサービスを開始しました。
こちらは会社のロゴが入ったiPhoneケース。
こちらは従業員1人1人をアクションヒーロとして3Dプリンタで印刷したもの。面白い!
こちらは3Dプリンタで作ったものではないですが、従業員や同僚の出産祝いに日付と名前を付けた木のブロック。
あえてニッチな販促物やコーポレートギフト業界に絞って3Dプリントサービスを展開しているのが面白いですね。B to Bの業界にも、3Dプリンタの波は着実に広がりをみせています。
ビジネスの世界もよりカラフルでオリジナリティー溢れる世界へ
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現在、販促物の独自性と言えば、名刺やチラシ、WEBサイトなどにオリジナリティーを持たせるというところでしょう。
しかし、3Dプリンタの普及で、今後はオリジナリティー溢れる立体的な販促物もたくさん登場してくることになります。
3Dプリント会社が展開することはもちろん、販促物のデザイン・製作を行うところ、またコンサルタントがこういったサービスをプラスアルファで展開すると面白いでしょう。
ただ当然、材料費などのコストの問題があるので、考慮は必要となります。
有効なのは、粗利額の大きな業界。つまり、不動産や建築、自動車、保険、IT業界、コンテンツ業界、高級ファッションブランド、大手飲食メーカーなどに対して、面白い提案ができる可能性があるでしょう。
また、小さなお店でも看板や照明、宣伝ボードなどに独自性を出していくことが容易にできるようになります。そして、独自キャラクターを作り、それを3Dプリンタで印刷し、お店の各所に置くなんていうことも行われていくことでしょう。
今後、ビジネスの世界も、よりカラフルでオリジナリティー溢れる世界へと変貌を遂げていきそうです。