飲食系ロボットのまとめ記事がありましたので、ご紹介。
Robots Invade Restaurants: Here Are Eight of Our Favorites
【ヌードルボット】
ナイフ振り回し、麺を芸術的にスライスしていきます。このロボットは量産体制に入っており、価格はなんと2,000ドル。安い…。中国の会社が作っているロボットですが、なぜかウルトラマンに似せて作られています(笑)
【寿司ボット】
日本の会社 鈴茂器工が開発した製品で、なんと1時間に3,600個ものお寿司を握れるロボットです。また、1時間300個もの巻き寿司を作るロボットもある模様。それにしてもこの動画、衝撃的ですね。
【アイスクリームボット】
日本の会社 安川電機が開発したアイスクリームロボット「やすかわくん」。テーマソングが印象的です(笑)
【ハンバーガーボット】
一時間に360個のグルメハンバーガーを作ることのできるロボット。以前、Social Design Newsの記事でもご紹介させていただきました。「完全ロボット運営のハンバーガーチェーン店が登場する!?グルメハンバーガーを10秒に1個作るロボット「Alpha」」
【ピザボット】
好きなピザを注文すると2分半で出来たてのピザが出てくる「Let’s Pizza!」。イタリアの会社が作っており、1台32,000ドル。ピザの自動販売機とも言えそうです。ピザは10.5インチ(約27cm)で5.95ドルとお値打ち価格。
【バーテンダーボット】
DIYなバーテンダーロボット「The Inebriator」。15のカクテルレシピがプログラミングされ、ボタンひとつでカクテルを作ってくれます。
【ラーメン職人ボット】
名古屋のラーメン屋さん「ふぁーめん」に導入されていたロボット。こちら今はもう閉店しているようですが、動画で見ると、動きの精度に感動です。
【ウェイターボット】
タイで導入されているウェイターロボット。ダンスして、お客さんを楽しませてくれます。
ロボットと飲食の未来
photo credit: arcreyes [-ratamahatta-] via photopin cc
今後、飲食店にロボットが導入されていくには、ロボットの更なる低価格化や、味の研究、またどの部分であれば顧客が問題なく受け入れることができるのかという心理デザインまで考えていく必要があるでしょう。
現在、飲食店は、フランチャイズ店か、シェフが看板となるような美味しいお店か、もしくは相当尖ったコンセプト店か、と別れていっています。今後特にフランチャイズ店やコンセプト系のお店には、低価格の調理ロボットの導入が、進んでいくと思われます。
まだ始まったばかりの動きのように見えますが、数年後には、全く新しい飲食店経営のカタチが各地で見られることでしょう。
引き続き注目していきたいところです。