アイデアやコンセプト、そのブレストまでも気軽にクラウドソーシングされる時代が到来します。
このアイデア系クラウドソーシングの世界的な発展は予測されますが、今回は、スイスに本社を置くyutongo.comがローンチ間近なのでご紹介。
皆があっと驚くようなクリエイティブなアイデアをいつも見つけるのは、簡単ではありません。
yutongoでは、世界中からクリエイティブパートナーを選んで、チームを作ることができます。
素晴らしいアイデアを生むための様々なツールを揃えており、そのチームがお互いを刺激し合い、連携しあっていきます。
そこからクリエイティブなアイデアが続々と。
そのアイデアに評価を与えていきます。
そして、評価したアイデアを最終的にチョイス。
自身のプレゼンテーションで利用!
戦略から商品企画、マーケティングからネーミングまで様々なテーマで使うことができます。
21世紀のクリエイティブパートナーはyutongo。フリーでも使えるようですし、機能を拡張したプレミアムプランは49ドル/月を予定しているようです。
全編はこちらの動画から。
ディレクションが重要な時代
日本にも存在するアイデア系クラウドソーシングサービス・ブラボーが進化を続けています。
「注目のアイデアライター」のカテゴリーができましたね。アイデア会議を投稿した時に、このライターの方々に直接依頼ができるシステムです。
アイデアライターのランキングなんかも発表され始めました。
情報社会の発展、クラウドソーシング利用が進んでいくと、独自性、創造性をいかに生み出していくかが益々重要になっていきます。
この「知識生産部分」によって、広がりの幅が決まってきてしまうと言っていいでしょう。
特に、個人やチーム、また小さな組織は、これらのレバレッジツールをうまく使い、ディレクションしていく力がそのまま巨大なパワーとなります。
最初の限られた個人やチームにおけるプロデュースというのも大切ですが、これからの時代はプロデュース部分もクラウドソーシングできる部分が出てくるので、むしろディレクションが重要になります。
「誰に、どこに、どのように仕事をふるのか」というディレクションの時代が、このクラウドソーシング社会なのです。