「クラウドソーシング5つの黄金ルール」という記事があったので、定点観測的にご紹介。
・プロジェクトの経験数は少ないが、評価が高い人に注目
→仕事ができて、安く請負ってくれる人を見つけるため
・面接を兼ねて、Skype等でビデオインタビューを行う
→隠していることなどを見抜き、トラブルを避けるため
・まずは、モチベーションをチェック。その後に、知性と経験を確認する
→プロジェクトを継続して一緒に行えるかどうかは、その人のモチベーションが一番大事
・ローカルな最高技術責任者、もしくは研究開発担当の副社長を入れる
→技術的なところに責任を持ってもらえるパートナーをプロジェクトに入れる
・オープンソースを利用、かつ将来の利益を分配する方式で契約
→オープンソース&レベニューシェアで、初期費用を大幅に節約ができる
非常に重要なポイントですね。特に最初の「プロジェクトの経験数は少ないが、評価が高い人に注目」というのは、まだクラウドソーシングを利用したことのない人は是非参考にしてみてください。
ちなみに、この記事を投稿したMoshe Greenshpan氏は、こちらの有名人の顔認識アプリを作っています。「この人の名前誰だっけ?」をなくします。
Skakash: A Revolutionary App That Recognizes Celebrity Faces from Skakash on Vimeo.
整いはじめる社会保障。広がるクラウドソーシング
日本のクラウドソーシングにも、福利厚生、社会保障を整える波が生まれてきています。つまり、クラウドソーシングを利用して働く人に向けたセイフティーネットが広がりつつあるということです。
・ランサーズ「フリーランストータルサポート」
・クラウドワークス「フリーランス ライフサポート」
先日も、ある大企業の方と話をしていました。その方は、「大企業に勤める最後のメリットは、社会保障・福利厚生ではないか?」と言う話をされていました。
そして今、その部分にも手が入れられようとしています。2013年は、世界的にクラウドソーシング元年と言ってもいい年となりましたが、日本においても、来年辺りには完全にキャズムを超えた広がりをみせそうです。
そんな中で、ハウツー的な「クラウドソーシングをより良く使っていく方法」などの情報をたくさん目にすることになるでしょう。
お国柄や文化の差があるので、クラウドソーシング利用に関しても様々な違いがうまれてくるでしょうが、日本のようなまじめな人が多い国では、クラウドソーシング利用はかなり盛んに行われていくと思っています。
来年辺りには「これまでとは違った全く新しいプロジェクトの進め方」が社会に広がっていそうです。