家の近くに、上の写真のような新鮮野菜が並ぶモバイルフードストアがあったなら…。
「FoodShare」は、カナダ・トロントにあるNPOで、新鮮かつ健康的な食材を、コミュニティや学校に届ける活動をしている。1985年に創設され、食育も含めて活動が続けらている歴史のある非営利団体だ。
なんともこのモバイルストアが素晴らしいと思い、今回ご紹介した次第である。主に野菜を販売するこのフードトラックは、まさに近未来的な風貌をしている。
新鮮な食材は、私たち人間の命を支える要である。しかし、そこへのアクセスは、この日本においても、子育て中のお母さんや足の悪い高齢者にとっては容易ではない。地域によっては、現時点でも深刻な問題となっているが、その課題に、一筋の光りが当てるようなトラックである。
誰もが、健康的で新鮮な地域食材にアクセスできるというコンセプトは、これからの時代、更なる大きな支持を集めるだろう。21世紀のモバイルストアの進化に注目したい。
クルマをモバイル○○にする
静かではあるが、着実に広がっていきそうなのが、クルマをモバイル化して行うサービス群だ。
最近、私の知り合いに、なぜかサーフィンをやる人が増えているのだが、例えばこちらは、サーファー向けのモバイルサウナである。
【参考】
・モバイル化するあれこれ。冬のサーファーのための「モバイルサウナ」という発想
人間は、肉体を持っており、どんなに情報革命が進んでも、この生身の身体性を超えることはできない。
それに関しては、実は、クルマをモバイル化するトレンドが、フォローしていく可能性がある。クルマをモバイル○○にして、サービスとして提供していくトレンドは、今後も注目していきたいトピックである。