世界中にたくさんの素晴らしいデザイナーが眠っている。クラウドソーシングにおいて、その事実は明快に示された。
しかし、その眠った優秀なデザイナーを見つけるコストは、2015年現在においてもまだまだ高い。ある種の”縁”と言った表現で語られてしまうのが現状である。そんな問題に米国初のオンラインポップアップストア「Bezar」は、アプローチをしようとしている。
Bezarに掲載される製品は、1日「家庭用品」「アクセサリー」「グラフィックアート」「ジュエリー」の4カテゴリーからそれぞれピックアップされる。販売期間は3日間だ。
ハンドメイドショッピングモールEtsyのようなところから、自分が本当に欲しい製品を見つけることは簡単でない。そのコストを下げてくれるという意味で、消費者にとっても有り難い。
また、デザイナー自身が、素晴らしいデザイナーであることを自覚していない人も多い。このカテゴリーにおいて、作った製品が世に広く知らしめられることは、ある種の良縁の連鎖が必要な場合も多い。そういった既存の壁のいくつかを壊すことにつながるサービスかもしれない。
まずは、ニューヨーク発でサービスが開始される模様だが、今後も注目したいサービスだ。