「ひょっとすると小学校には行かせないかもしれない」
長年付き合っている友人が先日放った一言だ。このような考え方をする人は、年々多くなっているように思う。現代の学校のシステムは、明らかに再構築を迫られている。
勉強とは何か?学ぶべきことは一体何なのか?仕事とは?生きるとは?私たち大人に問いかけられていることは、このような根源的な問いに年々近づいている。
さて、「DIY Camp」は、子供達のためのオンライン講座だ。講座と言うと堅苦しいが、その雰囲気は、学びのためのキャンプのようなもの。オンラインキャンプと言ってもいい。
登録されているキャンプは、映画製作から短編アニメーション製作。またフェルトを利用したクリエイティブから漫画の書き方学習まで様々だ。
1講座は基本4週間。同じ分野に興味を持つ子供達20名と、オンラインキャンプを主催する先生と共に勉強をする。先生は毎日何かしらのティップスを動画としてアップロード。先生と生徒との1対1のコミュニケーションはもちろん、実際に製作物を作って、グループの皆にシェアをし、学びを深めていく。
1講座は、基本39ドル。ただ1講座目は10ドルで利用できる。
私が小学生の頃に、こういったオンラインキャンプがあったなら、どれだけ試してみたかったことだろうと思う。短編アニメーションを作るなんて、1人でやろうとしても当然できない。確かに、無理矢理義務教育に入れるようなものでもないだろう。
しかし、そこに強い興味を示し、自身の進む道をそこから見い出す子供達だっているはずだ。未来は働き方の多様性に満ちている。そのための選択肢が、このDIY Campから広がることを期待したい。日本でも立ち上がってきて欲しいサービスだ。
【クエスチョン】
・どんなオンラインキャンプであれば子供にやらせたい?DIY Campをネタに、教育の未来を語り合ってみよう!