これは面白い!パンツ(下着)が毎月無料で届く「フリパン」というサービス
が開始されました。
仕組みはというと、パンツに企業のサービス広告が入っているため、ユーザー
は全く費用がかからずに、毎月最大7枚届くということです。
ちなみにパンツは新品のボクサーパンツで、綿95%・ポリエステル5%。
デザインもかっこよく、サイズはフリーサイズとのこと。
フリパンさんからは、
「普段履いている下着は、ゴムが伸びっぱなしになってませんか?」
「洗濯のし過ぎでヨレヨレになっていませんか?」
「パンツのバリエーションを楽しみたい!」そんな方は是非、フリパンを
ご利用下さい!
とのことです。早速、登録してみました(笑)
感想は、またシェアしたいと思います。
最低限の生活にお金はいらなくなる???
photo credit: Conor Keller | fortysixtyphoto.com via photo pin cc
こちらの「フリパン」はマーケティングの視点からすれば、「いわるゆ『フリー』
の広告モデルでしょ???」という話になると思います。
しかし、私はこれを次世代の社会トレンドの「シンボル」という視点で捉えたい。
そして、誤解を恐れずに言うならば、着実に「物」は安くなっていき、「最低限の
生活」がほぼタダになっていく前兆であると思うのです。
これは、テクノロジーの発展により「労働価値が上がる」ためです。
現代において 魚を一匹穫るコストは、1000年前魚を一匹穫るコストと
比べ、はるかに安いわけです。テクノロジーの発展によって、それだけ
今の労働価値は昔に比べると高いのです。 当然、「物」は安くなりますね。
ちなみに、このフリパンのパンツの原価と送料はどれくらいでしょうか???
現代においては、相当安く抑えられていると思います。
更に、日本政府は2020年初頭に、車の自動運転、オートパイロットシステム
の実用化を発表しています。
そうなると、運転における人件費は更に安くなり、送料は更に更に下がるで
しょう。もっと言うと、電気自動車も増えますので、燃料コストも下がり、
送料は、劇的と言っていいほど下がる可能性があります。
そのように思考を巡らすと、パンツだけでなくシャツや靴下、ひょっとすると
靴やジャケットなど様々な衣料品で、このフリパンの広告モデルは使用されていく
だろうと思うわけです。
そうなると、衣食住の「衣」はフリーになる。では「食」と「住」のフリー
モデルは?必ず、どういった形でか登場してくることと思います。
「お金に依存しすぎない社会」の潮流がこんなところにも垣間見えます 。