個人をブランディングするために、「LinkedIn」がトラックを走らせ始めた。
個人をブランディングするためのヘッドコピーのアドバイスとプロフィール写真の撮影を無料で行う。
移動は、米国ペンシルバニアからカフリフォルにアまで。LinkedInを利用する顧客へのサービスは元より、その話題性から広告効果も驚くほどに大きいことだろう。実際、Social Design NewsでLinkedInを取り上げたのは初めてだ。
ここから連想するのは、以前紹介したパタゴニアのサービス。木の修理部屋を設置したクルマが、パタゴニアの服を修理するため全米を回るというもの。もちろん修理費用は無料だ。
【参考】
・時代の先を行くパタゴニアに見るこれからの「コミュニケーション(マーケティング)デザイン」
顧客とのリアルな接点は、単純に店を構えたり、イベントを行うだけではない時代。トラックを走らせ、顧客の「移動コスト」をこちらが持つ代わりに、偉大なるPRとブランディングへとつなげる。このアイデアは、益々多くの企業が導入していくことだろう。
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