大都市の不動産価格の上昇は、賃金の伸びよりもはるかに速い。
そんな問題に新たなソリューションを与えようと米国のロボット会社「asmbld.」が、興味深いプロジェクトを立ち上げている。まずはこちらの34秒ほどの動画をご覧いただきたい。
床の下に埋め込まれた小さなモジュールロボットが、目的に合わせて空間を創造するというコンセプトだ。小さなロボットがタイルを組みたて、床下から床上に持ち上げる。タイル素材は、セラミック、木材、金属、プラスチックと様々だ。
空間利用の新たなコンセプトは、これまでも様々ご紹介してきた。特に、”天井にベッドをしまい込む”というコンセプトは世界的に注目を集めていたが、これはまだまだ序の口である。
【参考】
・生活空間を最大限に活かす!ベッドを天井にしまうという発想
・都市住宅の未来。ゆったりとしたソファースペースの上からベッドが降りてくる!
以下の動画はオフィスのイメージ。オープンオフィスから講演会場、またイベント会場へ。更にクローズドな会議室を生み出すこともできる。
建築にもいよいよロボット・AIの波が、実用的なコンセプトと共に普及する。そして空間創造の概念は、新たな次元へと突入する。
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