渋谷FabCafeに行ってきました!
昨日の記事にも書きましたが、ものづくり革命が日本でも着々と進んでいます。その電源地の1つが渋谷FabCafeです。
こちら入り口の立て看板。
iPadとお店のレーザーカッターで印刷された木のメニュー表で注文します。
立て看板にあった限定メニュー、マロングラッセラテを注文。
ふと右を向くと、お店のレーザーカッターで作られた大きなオブジェが!
さりげなくハロウィン風(笑)
左の壁沿いも、レーザーカッターで作られた商品が並んでます。
なんだろう…とよく見ると、こちら組み立て式のスタンプでした。
マロングラッセラテ到着。美味しい!店内にはwifi、席にはコンセントがついていて、快適にパソコンの利用ができます。
店内はこんな感じです。この写真左側がレーザーカッターが使えるスペースです。
近づいてみると大きな画面が2つ。このスペースでレーザーカッターを操作します。
こちらがそのレーザーカッター!結構大きいです。
こんな風に、切り抜いたり、文字を印刷できます。
ちなみに文字データはイラストレーターデータとのこと。
レーザーカッターを使用する時の気になるお値段は、30分2,000円。
レーザーカッター使用状況をGoogleカレンダーで確認すると、結構入ってます!いい感じで予約が入るようですね。
レーザーカッターで作ったiPhoneカバーも売っています。
ここでは、その他にもグリーティングカード、アクセサリー、椅子、照明なども作れてしまうとのこと。
ちなみに、3Dプリンターが使えるようになるのは11月からとのこと。今後の展開が楽しみですね!
21世紀、芸術文化の大復興期が始まる。
photo credit: Sprengben [why not get a friend] via photopin cc
人類がを創造性を獲得した時期はいつか?それは、それは5万年前と言われています。ホモ・サピエンスが誕生したのは20万年前ですが、装飾品、絵画、装飾などが作られ始めたのがこの時期です。歴史的には心のビッグバン、文化のビッグバンと言われていて、この時期に人類は「クリエイティビティー」を手にしました。
それから、歴史的にみると、ルネサンスであったり、各国で芸術文化が花開いてきたと言われていますが、その時代における最も重要なファクターとはなりえませんでした。
軍事競争期であれば、力強い肉体を作ること、危険な武器をいかに作れるかが最も重要課題でした。また経済競争期には、いかに機能性の高い商品を作れるか?いかにお金を集め、それを効率的にマーケティング・営業へ使っていけるか?が最重要課題でした。
しかし、これからは少し変わってきます。テクノロジーの極限的進化の流れを捉え、その延長である近未来を見つめます。するとこれからは「いかに文化立国たりえるか?」が各国の最重要課題となると感じるのです。
テクノロジーの進化は、経済性の追求だけにとどまらず、芸術文化の大復興を促します。それがこのパーソナルファブリケーション技術の真の意味合いなのだろうと思います。人類が5万年前に手に入れた創造性が、本当の意味で花開く時がこの21世紀なのでしょう。
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