ILL KICK JAPAN UT from Impossible Project on Vimeo.
日本を代表するクラウドファンディングCAMPFIREの2012年の結果をまとめた記事が発表されました。最も資金を集めたものは、上の動画の「IMPOSSIBLE INSTANT LAB」だったようですね。iPhoneで撮影した写真を簡単にポラロイド写真にするガジェットです。
2011年を日本における「クラウドファンディング元年」と表現するのであれば、2012年は日本における「クラウドファンディング成長期」であったといえそうです。多くのパトロンの皆さんの共感を集め、素晴らしいプロジェクトがたくさんサクセスした2012年のCAMPFIREを振り返り、2013年のクラウドファンディングマーケットについて思いをめぐらせてみましょう!
【プロジェクト数と総支援額】
・掲載プロジェクト数:284
・サクセスプロジェクト数:136
・総支援流通額:¥91,899,454
【もっとも多くの支援額を集めたプロジェクト】
2011年6月2日の正式サービスイン以降、CAMPFIREでは200件近いプロジェクトがサクセスしました。2012年にサクセスしたプロジェクトのうち、もっとも多くの支援を集めたのは『【IMPOSSIBLE INSTANT LAB】iPhoneの写真をポラロイドに』です。今までにない新しいデバイスへの注目は高く、パトロンの総数は268人、総支援額は¥5,313,600に達しました。
引用元: 【まとめ】CAMPFIREまとめ 2012.
ちなみに米国Kickstarterの2012年の結果は、18,109件のプロジェクトが資金調達を成功させ、約224万人から3億2000万ドル(約284億円)が集まったようです。ちょっと、桁が違いますね…。今後、日本の伸びにも期待です。
生産社会型のメディア運営モデルへのチャレンジ
上の図は、今後のSocial Design Newsの展開を示したものです。
先日も記事に書きましたが、Team Social Designを立ち上げ、Social Design Newsの更新頻度と記事の質を更に高めていきます。そして、集まったアクセスを背景にソーシャル・デザインなクラウドファンディングを立ち上げます。具体的には、社会貢献やものづくり系の案件が多く集まるクラウドファンディングにしたいです。
そして、この目的は、読者の皆様へのメリットの還元、そしてクラウドファンディングを通して、多くの事業・プロジェクトを支援すること、そして関わってくださる方々に、次の時代の働き方「パラレルキャリア」を実現してもらうことです。
読者の皆さんのおかげで、Social Design Newsのアクセスが毎月順調に伸びています。Social Design Newsとして更新を始め、まだ1年たっておりませんが、ここ1ヶ月(2012年12月22日〜2013年1月22日まで)のアクセス数の詳細はこちらです。
アクセスの落ちる年末年始を含んで、過去最高の数字になりました。皆さんが、シェアやいいね!など口コミをしてくださるおかげです。重ね重ね、御礼申し上げます。
更に読者の皆さんにメリットを還元していくためにも、Team Social Designを立ち上げます。こちら、以前の記事にも書きましたが、Team Social Designへの参加の方法は、全くの自由。
情報収集が得意な人は、情報を収集していく。画像編集が得意な人は、画像を時々アップする。中国語が得意な人は、重要な中国語の記事を翻訳をする。また、考察が得意な人は、ニュースを考察する。そして、何もやりたくない人は、メディアがコラボ生産されていく風景だけを、たまに見る。また、いいね!やコメントを残して、みんなをただ元気づける、などなど全くの自由です。
最初の主な仕事はSocial Design Newsの更新頻度と質の大幅アップ、月間100万ページビューの達成ですが、このチームでクラウドファンディングの運営なども行っていけたら楽しいだろうな、とも思っています。
また、Team Social Designへの参加費は、800円/月〜2,000円/月くらい?を考えています。消費は無料、生産は有料という生産社会型のメディア運営モデルへのチャレンジです。
Team Social Designへの所属は、評価経済圏での仕事を通し、「ソーシャル・キャピタル」や「評価」を蓄積させることができます。結果、本業にも良い影響を与えるかも?しれません(笑)
この新たな試みは、成功も失敗も、全て読者の皆さんに公表していきたいと思っていまので、楽しみにしていてください。