こちら、デザイナーAlan Nguyen氏がデザインした3DプリントされたiPhoneケースです。
最初見た時「すごいけど…この靴を買う人の心理を知りたい…」と思っていたのですが、こちら靴ではなく、iPhoneケースでした!
家の「iPhone置き場」として、利用したい感じです。ちょっと色が派手目ではありますが(笑)
このように独創性の溢れた製品が今後更に加速的に登場してくることでしょう。しかも、プロデザイナーからだけでなく、デザインを仕事にしたことがない一般の多くの人達からも。
21世紀は、創造性と貢献性を高度に調和させる時代
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20世紀は、機能性に重点を置いた製品が売れました。ラジオにTV、PCに携帯、まさに革命でした。
そして、今後もGoogle Glassなど機能性の優れた製品に、人々はとびつきます。しかし、そこには明らかな新しい潮流があります。
それは、創造性と機能性を高度に融合させた商品です。まさにAppleの製品などは、そうでしょう。iPhoneにiPad、創造性と機能性を高度に融合させ、人々から強い支持を受けています。
当然、この創造性と機能性を高度に融合させるという潮流は今後も続いていくのですが、更にもう1つ注目を集めていく潮流が「創造性と貢献性」という、これまで中々実現できなかった二つの軸の高度な融合です。
ここで言う、貢献性とは、より社会的な意味を含みます。例えば、最近よく聞くようになったエシカルジュエリー、エシカルファッションなどのキーワード。エシカル(ethical)とは、「倫理的」「道徳上」と言った意味。環境や健康、社会性を強く意識した製品群でが、これらの中にファンション性の高い製品が続々と登場してきています。
そして、こういったものが、3Dプリンタやデジタルファブリケーションによって、更に高度な創造性を発揮してくるだろうと予測されます。
21世紀は創造性と貢献性が高度に融合される世紀だと思うのです。