私が飲料メーカーのコンサルに入ったり、何かの飲料で起業するとしたらこの視点は深堀りしていくと思います。
こちらは、カナダの飲料メーカーVAMPT Brandsがスポーツドリンクとして販売しているビール「Lean Machine」
0.5%という低いアルコール度数ですので、酔うということはありません。タンパク質7gと、7種類のビタミンが含まれ肉体の回復と栄養補給が目的です。”スポーツドリンク的ノンアルコールビール”というイメージでしょうか。
PR画像も面白い。スカイダイビングの後もLean Machine!
ダイエットに!健康維持に!とジムに通ったり、ランニングをしたり、スポーツをしてみても、その後のお酒の飲み過ぎで全てパー!という経験をしたことがある人は少なくないように思います。そういったお酒をコントロールする力もあるのでしょう。ちなみにカロリーも77カロリーと低いです。
気になる価格は、24本(355ml)で150ドル(約1万5,000円)。1本約625円と価格はやや高め。プライシングとPRがうまくできれば、巨大マーケットに成長する可能性、ありそうです。
興味深い”飲料レボリューション”
最近、ITマネーが飲食業界に流れてきています。例えば、大手ITベンチャーキャピタルが投資し、拡大しているカフェチェーンBlue Bottle Coffee。
コーヒー豆やその入れ方に徹底的にこだわったカフェで、通常のカフェのように作り置きをしたコーヒーを出すことはありません。注文を受けてから1杯1杯ドリップしていきます。
そういった意味では、日本に進出してきた場合、躍進を続けるセブンイレブンのコーヒーに驚くかもしれませんが(笑)いずれにしてもこちらの動画を観ると飲んでみたいな〜と思わせてくれます。
ちなみに先日、コンビニでBossのトクホ(特定保健用食品)コーヒーが売られていて目を惹きました。これまでにない新しいコンテクストが飲み物に付随されていくトレンドは興味深いですね。
このような一連の流れを考えていくと、食品メイカーズ、飲料メイカーズという括りで捉えられるようなスタートアップも今後登場してきそうな予感。