こ、これは相性がいい。
クラウドソーシングサイト大手Freelancerが、写真やイラスト、WEBテンプレートや3Dデータ、音声、動画などを販売するマーケットプレイスFanteroを買収しました。
Freelancer.com acquires virtual content marketplace Fantero
Fanteroは10万人のユーザーが登録されており、ダウンロードできるコンテンツは約100万。知る人ぞ知るコンテンツマーケットのパイオニアです。
これは、かなり良い一手ですよね。なぜなら、クラウドソーシングサイトに登録しているフリーランサーは常に新しいデザイン、コンテンツを作り続けているからです。例えば、コンペ形式で採用されないデザインは、もう数えきれないほどたまっていくはずです。
そういった自身のコンテンツ資産を収益化することができるというわけです。
今後、クラウドソーシングサイトの鉄板的施策となっていきそうですね。
1日で約800万円の動画レッスンを売り上げた事例
そして、その次の一手は、動画レッスンの販売支援かもしれません。
レタリングアーティストのSean McCabe氏が、レタリングで生計を立てるためのオンラインコースを24時間で8万ドル(約800万円)ほど売上げ、ちょっとした話題になっています。
Make a Living as a Hand Lettering Artist
レタリングとは、ロゴや広告のための文字をデザインしていく仕事。
5つの動画から学べる初心者コースが29ドル(約2,900円)、17の動画から学ぶ中級コースは79ドル(約7,900円)、そしてマスタークラスは50の動画からなっており249ドル(約2万4,900円)となっています。
作ったコンテンツを販売していくフリーランサーのためのマーケットプレイスの中に、”オンラインコースの販売カテゴリー”も生まれてくるかもしれませんね。
いずれにせよ、クラウドソーシングサイトの役割、責任は一層大きく重くなっていきそうです。