Local Motorsとオークリッジ国立研究所とが組み、世界初の完全に3Dプリンタで作られた自動車の開発を進めることは、以前ご紹介しました。
【参考】
・2014年末、Local Motorsが全ての部品を3Dプリンタで作った自動車を発表する
そして、ついにこの度Local Motorsがその開発プロジェクトをリリース。いつものようにクラウドソーシング形式で進められるこのプロジェクトの賞金は、合計で1万ドル(約100万円)以上です。
3D Printed Car Design Challenge
早速、かっこいいデザインが応募されてきていますよ。
5月13日までデザイン・設計等の受付を行い、投票は5月17日から24日の1週間です。5月末までには、Local Motorsの3Dプリンティングカーの大枠が見えそうですね。
世界中が大注目のプロジェクト、目が離せません。
止まらないLocal Motorsの勢い
自動車のドリフトマーケットは、ほぼ消えたと聞いていましたが、Drift Trikingなんてスポーツが広がりつつあるんですね〜。小さな三輪車なので、通常の自動車よりもお金をかけずにドリフトを楽しめます。
そして、Local Motorsはこのマーケットにも商品を投入するべく、Kickstarterにプロジェクト投稿しています。2万ドル(約200万円)の目標金額は既に達成。
Verrado Electric Drift Trike by Local Motors
この夏にはGEと組んで行う「FirstBuild」というクラウドソーシングプラットフォームをオープンし、最初のプロジェクトは「調理の未来」を実現するキッチン用家電というところまで見えています。
Local Motorsは自動車開発だけでなく、あらゆる製品の開発と製造にパラダイムシフトを起こそうとしています。Local Motorsがネットワーク化していく地域の工場が、何でも作れるマイクロファクトリーとして突如登場する未来は、決して遠くありません。
【参考】
・GEとLocal Motorsが提携。高度な製品が地域のマイクロファクトリーで作られる未来へ