飲み屋を自宅近くに呼んでしまおう!という発想は面白い。ただ特別な日には良いかもしれないが、常時は難しい。やはりお金がかかるからだ。
【参考】
・飲み屋を近くに呼ぶ!「ポータブルパブ」というトレンド
また飲んだ後のタクシーや運転代行費用は、ばかにならない。よって、外食を控える人は少なくないかもしれない。
そんな中、米国ニュージャージーの「Evesham Township」が始めた興味深いプロジェクトがある。Uberを利用して、お酒を飲んだお客を無料で自宅まで送迎するのだ。
その資金は、地域のNPO団体とこのプロジェクトに参加するお店側が補填する。こういった無料プログラムがあるなら、外食をしてみよう!と思う人は確実に存在するだろう。
お店側が単体で、タクシー代無料クーポンを発行するのは難しいかもしれないが、自治体からの支援があれば可能性はあるのだと思う。
日本でも民間企業が公立図書館運営するなど、公共と民間のこれまでになかった連携のカタチは広がっている。今世界中で行われていることの1つは、民と官の関係性の再発明である。
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