首からかけておけば1日最大2,000枚の写真をふさわしい瞬間にだけ撮影してくれるAutographer

[2012/10/15]
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こ、これいいな〜!写真をよく撮る人には朗報です。

わざわざスマホをかざさず、ふさわしいタイミングを調整することもなく、ちっちゃな四角い物体を首から下げて置くだけで、自動で自分のライフログを撮影することができるカメラが登場しました。その名もAutographer

wiredの記事にこのように紹介されています。
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すでに外見から普通のカメラとは違っている。四角くて、重さは58g。縦に長い。上にはさらに小さなリングがあって、首からかけることができる。ファインダーもモニターもない。

特徴は内部にある。5つのセンサーとGPSモジュールのおかげで、カメラは方向や気温、速度や色、そして光の変化を把握することができ、これによってシャッターを切る適切な瞬間を決める。

ほかの機械がするように、決まった時間に継続的にシャッターを切るのとは異なり、もしわたしたちがレストランで席に着くと、Autographerは1枚だけシャッターを切り、何十枚も無用なスナップ写真を撮ることはない。立ち上がって店を出ると、また新しく写真を撮る。

内部メモリーは8GBで、高解像度の写真を2,000枚まで保存することができる。これらの写真を一続きに並べれば、ストップモーションの動画をつくることができるだろう。誕生日や、音楽祭や、ハイキングのような重要な出来事を記録する、ある種の写真日記となる。

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これ、欲しい〜…。

ちなみに値段は399ポンド。まだ高いですが、このAutographerが新たなカメラの市場を開き、もっと安いオート型カメラがどんどん出てきて欲しいですね。

人類の無意識データベースが共有される

photo credit: Stuck in Customs via photopin cc

写真はとてもインパクトがあります。

ソーシャル・メディアで最もスピーディーに多くの人の共感、共鳴をうながすものが「写真」でしょう。いいね!はとにかく写真につきます。

人類においての写真の役割は時代の変遷とともに変わっています。

一昔前までは、「写真を撮る」行為は、何か誕生日や結婚式など特別イベントがある時に撮られるのが普通でした。

しかし、携帯電話にカメラがついて、写真を撮る行為そのものが日常的なものとなり、文化となりました。結果、多くの大衆史が人類のデーターベースとして残されていくことになりました。

今回のAutographerはカメラの再発明をうたっていますが、個人の生活において、人類史においてどのようなインパクトを及ぼすでしょうか。

例えば、個人の生活においては「ライフログ」が一般化していく流れを作ることでしょう。ライフログとはその名の通り、人生の記録です。これは今まで、ブロガーの一部が実践してきたことでした。写真を中心に自分の人生をコンテンツ化し発表していくわけです。

しかしこれからは、容易に自身のライフログを蓄積していくことができることでしょう。「言語」という面倒くさい作業ではなく、「写真」という直感的なイメージで自分の人生日記を残していくことができるようになります。結果個人にとっては、コンテンツが無限に社会に提供できる状況になり、記録としましては自分の家族や子孫に、自身の人生、教訓を書き残すことができるようになります。

では、人類史におけるインパクトとは何でしょう。それは「人類の無意識的データベースを意識の領域に容易に引き上げること」がよりできるようになります。悲しいこと、危険なことをみんなにシェアし注意を促すことが容易になりますし、喜びや楽しいことを今よりもっとうまく表現し、共有することできるようになります。

そう考えると、人類の無意識がより明確な形で結びついていく。「これって誰の記憶であったのか?」すら分からなくなる場合がくる。つまり、自分のことは他人のこと、他人のことは自分のことという意識が更に強くなっていくでしょう。

ツールの発達が人類を1つにつなげていく。これが今起こっている劇的な変化の1つです。

 

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