シェアハウスとはちょっと違う「ソーシャルアパートメント」というキーワードを耳にするようになってきました。
こちら一言で言うと、安く一人暮らししたいけど、ちょっとした共同のラグジュアリー空間が欲しい。そこで仕事や気分転換もできるし、入居者同士が集ってコミュニケーションもできる。シェアハウスだと、ちょっとプライベートがなくなりすぎかな…、と思う方への居住空間です。
株式会社グローバルエイジェンツさんが運営する「ソーシャルアパートメント」サイトにはこのようにあります。
実際に住んでいる人の声。またシェアハウスとはちょっと違う空間であることがよく分かります。
例えば、蒲田のソーシャルアパートメント。写真は共有空間のものです。価格は56,000~70,000円/月(最多価格帯63,000円)
こちらは、府中 中河原のソーシャルアパートメント。共有スペースの写真、すごいですね…。まさにラグジュアリーです。 価格は49,000~75,000円/月(最多価格帯55,000円)。
一人暮らしの方にはおもしろい選択肢だと思います。シェアハウス同様、支持されていくように感じますね。
住居に関しての「選択要素」がどんどん変わる
上の書籍は、消費社会研究家・評論家の三浦 展氏の書籍です。埼玉県狭山市の、駅からバス10分の中古マンション(52平方メートル)が390万円で売られていた事例が書かれていて、話題となっています。
これからの居住地は「家族構成」と「働き方」と「人とのつながり」をどのようにデザインするかによって決まってきます。
今までは、家族構成、働き方が居住地を決めるメインの要素であって、しかもそれらの要素は比較的画一的でした。しかし、これからは家族構成や働き方がますます多様になり、それにともなって「人とのつながり方」もそれぞれ変わってきます。その数だけ住居も多様化していくことでしょう。
不動産業界も大転換期です。あらゆる産業が転換を転換点を迎えていることがわかりますね。
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