家庭用3Dプリンター「Form 1」に2億円が集まりそう。21世紀の産業革命はどんどん進行する

[2012/10/18]
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革命が起こり始めています。その革命の名は「個人から起こる産業革命」。先日も書籍「MAKERS―21世紀の産業革命が始まる」について記事を書きましたが、要は3Dプリンターの大普及です。

その革命は刻々と進行しています。今、クラウドファンディング「Kickstartet」で家庭用3Dプリンター「Form 1」が購入者を募集中です。

こんな感じで、デスクに置けるイメージです。

Form 1」は、下の写真のとおり小さな硬貨ほどの大きさのものもすごく精巧に3Dプリントしてくれます。

気になる価格は、2,299ドル(約181,000円)で「Form 1」本体を1台提供するとのことです。2,999ドル以上(約237,000円)で、日本への配送も可能とのこと。2012年10月18日現在1,529人から2,122,363ドル(日本円にしておよそ1億6,800万円)の資金が集まっています。残り日数を考えても、2億円近い資金が集まることが予想されます。

ちなみに家庭用3Dプリンターは、安いものですとSolidoodleなど4万円程度からあります。そして、世界の市場規模予測は2016年までに31億ドル、2020年までに52億ドルとなっており、用途に合わせて自宅に一台3Dプリンターを置くことは近い将来ふつうになるでしょう。

ラピッドプロトタイピング!

photo credit: kluens via photopin cc

世界一の吸引力を誇る掃除機を作るメーカーDyson(ダイソン)は、羽のない扇風機含め、競争が激しく成熟した市場にクリエイティブな商品を投入し続け話題をさらっています。

このDysonは、3Dプリンターを使ったラピッドプロトタイピング(rapid prototyping)の手法でクリエィティブなアイデアを瞬時に形にしているようです。

つまり、アイデアをすぐに3Dデータに落として、3Dプリンターで試作品、つまりプロトタイプを印刷します。それを繰り返し、最終的にできた商品をアジアの工場で大量生産をしていくという流れをとっているのです。

3Dプリンターが家庭に普及していくことで、この今最先端の企業がやっている手法を個人が使えるようになります。

疑問として残ることは「大量生産する時のお金は?」ということですが、それはもうクラウドファンディングによる「事前購入予約」しかないでしょう。まさに極限的にリスクの少ない「誰でもメーカーの時代」。

「個人から起こる21世紀の産業革命」はもうそこまで来ています。

 

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workdesign_obi1

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