デスクトップファブリケーションの可能性はどんどん広がっていきます。
こちらは瓶を簡単に切り取る道具「C&C ザ・ボトルカッター」
Kickstarterに目標金額6,000ドル(約60万円)で投稿されていますが、5万4,000ドルを超える金額が集まっています。まだ20日あまり残っていますので、一千万円に近づいていきそうですね。
使い方は、まず瓶を横に倒してボトルカッターに設置します。そして切り取りたいところへカッターを調節。ボトルを手動で回転させ、切り口の線が見えてきたら、取り外し切り口に沸騰したお湯を少しかけます。その後に冷水に浸すと、パカッと分割できる仕組みです。
当然切り口は危ないので、紙ヤスリをかけ仕上げます。電気で動かすわけでなく、手動で使うものなので価格も30ユーロ(約4,200円)とお手頃なのもいいですね。
どんなものが作れるかというと…
花瓶のようなものはもちろん、
キャンドルや
灰皿。
ちょっとした水槽や
植木鉢、
ライトなんかも作れます。
様々な種類のグラスも作っていけますよ。
自分の好きなお酒のボトルを切って、グラスにしてしまうなんてことも(笑)
C&C ザ・ボトルカッター、創造が膨らむデスクトップファブリケーションツールです。
ものづくりと新しい生活を始める女性達
上の動画のようにグラスをデザインするグラスアートルーターなるものがあるんですね。2、3千円程度のものから1万円くらいのものまであるようです。
日本のハンドメイドマーケットプレイスiichiで「花瓶」と検索してみたところ独創的な面白い花瓶が並びますが、数は568点しかありません。Etsyでは13万点を超えるので、まだまだ日本は伸びしろがありますね。興味のある方は、ボトルカッターやグラスアートルーターのようなもので作った製品をこういったところに並べてみるのも面白いでしょう。
そして、こんな本も書店に並び始めましたよ。「ハウスワイフ2.0」
アメリカの一部の若い女性達が、これまでの企業社会の枠組みから外れて、自宅で子育て、農業、ハンドメイド製品を販売するなどして生活を始めているという本です。日本にも今後、こういった生活を嗜好する人達は増えていきそうですね。