待ってましたと言ったところでしょうか。生産社会を支援するインフラは着々と整えられていきます。
PeerSpaceは、主に生産活動に利用できる空きスペースをマッチングさせるサービス。空き部屋シェアサイトAirBnBのB to Bバージョンですね。
オフィスはもちろん、フィットネススタジオや
ハイエンドでパーソナルなレコーディングスタジオ、
ちょとしたイベントホールや
フォトスタジオまで。
またデジタル系イベントスペースや厨房なども登録されています。
格安で利用できるところはもちろん、スマホアプリで簡単に検索して予約できるところがいいですね。日本でもスペースシェア系サービスはありますが、これからの”新しい働き方”をサポートし、優れたUI、またアプリで簡単予約できるようなサービスが登場してきて欲しいところです。
世界中からデジタルノマドが集まる日本を
デジタルノマドとは、仕事に使うPCやスマホなどのデジタル機器、そして小さな荷物で住みたいところへ自由に移動しながら生きていくライフスタイルのこと。簡単に言ってしまえば、”旅行しながら働く”というイメージです。
日本のノマドブームも一段落してきている印象はありますが、このような働き方が本格的に広がるのはこれからです。クラウドソーシングサービス最大手oDeskの調査でも、このデジタルノマドの数は現在急激に増えていることが分かっています。
【参考】
・旅しながら働く。oDeskの調査から分かる「デジタルノマド」という大潮流
来月はクラウドワークスさんの「2周年記念ユーザー大交流会」にてお話させていただく予定ですが、きっとこちらに参加される方々もこのデジタルノマドに魅力を感じる方はかなりいらっしゃることでしょう。2020年には、デジタルノマドが世界的に働き方の主流の1つとなっていることは間違いありません。
そういった意味でも日本版「PeerSpace」のようなサービスを含め、観光しながら働くデジタルノマドを受け入れていくインフラを徐々に整えていく必要があります。元々世界的に評価の高い日本、このインフラがしっかり整えば2020年代、東京オリンピック以上に世界中から人が集まるようになると思っています。
今、簡単に空き店舗を簡単に模様替えできてしまうような道具の開発なども進んでいますが、我々もここにしっかりと目を向けていきたいものです。
【参考】
・空き店舗革命となるか!?スペースを瞬時に模様替えして借りられるサービス「miLES」