マーケティングにも新しい風が吹いている。この記事では、世界で話題を集めている次世代マーケティング手法を厳選してご紹介する。
持つから借りるへ「サブスクリプション型レンタルモデル」
「Ditto Endless」は、サングラスを月々19ドル、また度入りのメガネも29ドルでかけ放題のサービス。しかも、種類は1,000以上、送料は無料。
買うのではなく、手軽に借りる時代。常時、在庫を抱えるビジネスは、このサブスプリクション型のレンタルモデルの導入を真剣に考えてみる価値はある。
【詳細】
・サブスクリプション型レンタルモデルというモノを売る際の新たなマーケティング手法
いくつかの質問に答えるだけで瞬時に見積もり
「How Much To Make An App」は8つの質問に答えるだけで、アプリ開発の概算の見積もりを知ることができるサイト。最後には、WEBサイト製作やアプリ開発のクラウドソーシングサイト「Crew」がレコメンドされる。このサービスは、いわゆるアプリの開発を発注してもらうためのマーケティング及びディレクションを兼ねている。受託型の仕事のための、リアルタイム見積もりサイトは、これからの基本となる。
【詳細】
・アプリを作るコストを瞬時に見積もる「How Much To Make An App」
VR(バーチャルリアリティ)でまずはお試しの劇的な効果
ボルボは「Volvo XC90」で、世界初のバーチャルリアリティ・テストドライブマーケティングを行った。 グーグルの紙製・VRゴーグル「Google Cardboard」とスマホアプリ「Volvo Reality」で、どこにいても試乗体験ができる。このマーケケティングの結果、限定バージョン1927台が、オンラインにてわずか47時間で完売した。高額商品は、バーチャル・リアリティを活用することで、成約率を格段に上げることができそうだ。
【詳細】
・ボルボが、世界初のVRドライブ・マーケティングで1927台を完売
映像のように「3Dデータ」をどんどん無償配布する
アニメーション映画「The Boxtrolls」が無償で3Dデータを配布。3DシステムズのWEBサイト内で、ダウンロードができるようになっている。映像やテキストコンテンツと同じように、「3Dデータ」をどのようにマーケティング、ブランディングに利用するのか?今後の重要な課題となる。
【詳細】
・3Dデータを無償配布していくというマーケティングトレンド
雨の日に負けないための撥水スプレーマーケティング
フィリピンの航空会社「Cebu Pacific」が、雨の日に面白い広告を導入している。地面に撥水スプレーをかけておき、地面にPRメッセージが浮き出るという仕組み。このマーケティングで、結果として37%もオンラインからの予約が増えたとのこと。クイズを絡めたり、ここからしか見れない○○というカタチで展開しても面白いだろう。
【詳細】
・雨の日マーケティングでオンライン予約が37%増!航空会社が行う”浮き出る広告”が一品
満足度を極限的に高めるために思いもよらない○○を提供
タクシー会社の生き残るための模索は、様々な業界にも刺激を与える。スウェーデンのタクシー会社は、セラピストを雇って、乗客向けに10分から1時間程度、後部座席で無料セラピーを行う。まったく考えもしなかったが、顧客が求めているニーズに合わせて柔軟に進化する発想はこれから益々重要だ。
【詳細】
・スウェーデンのタクシー会社が、乗車客に無料セラピーを提供し始める
【クエスチョン】
・上記のマーケティングアイデアを応用して、自社に適したマーケティングモデルを同僚と話しあってみよう!