2016年は、街を自在に移動する物流ロボット元年となるかもしれない。
以前ご紹介したSkypeの共同創業者Ahti Heinla氏が挑戦するスタートアップ「Starship Technologies」は、ミニサイズの荷物輸送ロボットを提供する。
【参考】
・人間の歩行スピードで動く小さな「荷物配達ロボット」が、街の物流を担う日
今回ご紹介する「dispatch」もそれと同じく、地域のラストワンマイルの物流を担うロボットだ。ボックスにタイヤのついたシンプルな外見。
人ごみの中でも、センサー機能で安全性を確保しながら進んでいく。
荷物の取り出しは、暗証番号によってロック機能を解除して受け取る。
当然、現時点では多くの地域で道路規制にひっかかるだろう。しかし、各国、各地域で来年からテストやパイロットプログラムが開始され、その実証実験を元に道路規制も見直されていくに違いない。ドローンによる流通もそうだが、同じく今後注目しておきたいコンセプトである。
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【参考】
・【BBM】『ビジネスモデル2025』長沼博之・著 vol.4122
・新著「ビジネスモデル2025」が1週間たらずで重版決定!ハイブッド型経済と広がる共有経済圏
・「ビジネスモデル2025」で紹介した”価値消費ピラミッド”と21世紀の消費について
・新たな経済パラダイムとビジネスモデルが出現する。新著「ビジネスモデル2025