郵便ポストサイズの共有本棚は「Little Free Library」はじわじわと世界に広がっているが、建築事務所AKBがこの度提案した「Story Pod」は、それよりもう少し大きいタイプ。
ご覧のような開閉式のミニ図書館であり、子供達はもとより大人もベンチに座るように気軽入り込んで本を読むことができる。
TSUTAYA図書館や池袋の泊まれる本屋「BOOK and BED」は話題だが、本を絡めたこれまでにないコンセプトは、世界で百花繚乱の様相を呈してきている。
例えば、スコットランドのAirbnbにはThe Open Bookという泊まれる書店が登録されているが、ただ単に泊まるだけでなく、書店員としての経験も積むことができる。
新たなビジネスを設計する場合はもちろん、地域社会を考える際にも、人が集いあう場を設計する時には「本」は相変わらず面白い要素として存在し続ける可能性は高いのではないか。本、そして書店・図書館は、新たな可能性を開こうとしている。
※新刊「ビジネスモデル2025」が、発売1ヶ月半で5刷に突入!
【参考】
・【BBM】『ビジネスモデル2025』長沼博之・著 vol.4122
・新著「ビジネスモデル2025」が1週間たらずで重版決定!ハイブッド型経済と広がる共有経済圏
・「ビジネスモデル2025」で紹介した”価値消費ピラミッド”と21世紀の消費について
・新たな経済パラダイムとビジネスモデルが出現する。新著「ビジネスモデル2025