【コラム】ゲームと人生の違い。目的と目標、経験の成長をどのようにデザインしていくか

[2015/11/24]
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人生はよくゲームと例えられる。しかし違いは大きく2つある。

それは、目的と経験についてだ。

ゲームであれば、目的ははっきりしている。始める時から、その目的は与えられている。ドラクエ3であれば、ゾーマを倒すことでありその世界を平和にすることだ。また、都度変化する目標は、ゲーム側が指示してくれるので安心。敷かれたストーリーに沿って進んでいくだけでいい。

しかし、人生はそうではない。常に、目的は自分で定めなければならない。目標も他から与えられる時もあろうが、いずれにせよそれを目標に定めようと心の奥底で決断するのは、自分だ。更に、その目標自体が正解か不正解かを論じるのは、決して簡単なことではない。

そして、もう1つは、経験についてだ。ゲームでたまる経験値は、必ずレベルアップにつながっていく。しかし、人生は必ずしもそうではない。健康になると信じて続けてきたことが、むしろやりすぎてカラダを害してしまうということは往々にしてある。

経験すらも一直線で蓄積され、価値を生じていくものではなく、あい対峙する環境とのインタラクティブな関係性の中で変化をしていく。

テクノロジー社会になればなるほど、一見予測可能な世界というのは広がっていくように見える。確かにあらゆるところにセンサーが付いている世界は、目に見えにくいものが可視化されやすい世界であり、認知の対象が広がっていくことは確かだ。

しかしどうしても、その角度からでは解決できない問題もある。それは例えば今回書いたような、目的と経験に関するところである。

テクノロジー社会、ゲーム化されゆく世界という表現から抜けおちる概念を把握することは、21世紀を生きる人間が、人生や事業、キャリアを考える上で益々重要になるだろう。

 

 

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【参考】
【BBM】『ビジネスモデル2025』長沼博之・著 vol.4122
Newsweek日本版「コストゼロ&シェアの時代のマネタイズ戦略」
「ビジネスモデル2025」で紹介した”価値消費ピラミッド”と21世紀の消費について
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