これはいいな〜!市民と役所とのコミュニケーションをサポートするアプリ「PublicStuff」
イメージはこんな感じです。
道を歩いていると、暗い夜道についているはずの電灯がきれているのを発見!
そんな時はスマホを手にとり、Public Stuffを開きます。
電灯の場所を地図上で指定し、コメントを入れます。
そうして、実際にきれている電灯の写真をスマホカメラで撮影します。
最後に送信ボタンを押すだけ。
そのデータが役所の担当者に送られます。
役所の担当者の手間が大幅に削減。 すぐにきれた電灯を新しくするよう業者へ連絡を入れます。
トラブルになる前に解決できたので、役所から感謝状が送られます。こういうのいいですね!
このように市民の要望をスマホで吸い上げ、皆で共有、役所の担当者はそれを見て対応をしていきます。現在はアメリカのペンシルバニア州やカリフォルニア州などで取り入れられているようです。
行政のマネジメント革命が進行中
photo credit: Werner Kunz via photopin cc
日本中、世界中の取り組みをみていると、行政も大きな転換点を迎えていることが分かります。
行政関連では以前、こんな記事も書きました。
・自治体が起業家を公務員として雇う!?新たなスタートアップ支援のカタチ
・ニューヨーク市も!公共的なプロジェクトが、クラウドファンディングで資金調達する時代。
私も特に震災復興の件で、行政の方々とお仕事をさせていただく機会がありました。
行政は基本、市民生活が円滑にまわるサポート、困っている方への支援、また大きく動く場合は、多くの市民の同意がなければ動けません。これは良い悪いではなく、行政の機能的に当然のことです。
よって、何かを「改革」しようとする時には、民間よりも調整に手間と時間がかかります。
しかし、この文明的転換点において、行政関係者も今よりも良いシステムによって運営、マネジメントされていかなければならないと感じ取っています。
よって、このような新しい取り組みを、日本でもどんどんテスト的に取り組んでいって欲しいと願うばかりです。
これからも新たな行政システムの萌芽をご紹介していきます。
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