取り上げざるおえないビッグニュース。デスクトップ型3Dプリンタメーカー大手のMakerBotと3Dデータを簡単に作成できる123Dシリーズを展開するAutodeskが、提携を発表しました。
3D Printing Is Even Easier with MakerBot and Autodesk Partnership
提携の目的は、3Dデータ作成から3Dプリントまでをよりシンプルに簡単にすること。それこそワードで文章を作って、すぐに家庭用プリンタから印刷できるようにです。
Autodeskの123Dシリーズは、様々出ている初心者向け3Dモデリングツールの中でも、最もバランスよく使いやすいと評判のサービス。個人的にもかなりおススメです。面白い切り口のサービス、機能もあり、次のようなトピックを過去Social Design Newsで取り上げています。
・iPhoneで簡単に3Dモデリングができる 123D Catch!しかも無料…
・プロが作ったような3Dモンスターを作る!Autodesk 123D Creatureが面白い!
こちらは、そのサービスの連携の詳細が説明されている動画。
この2社が組むということになると、これはかなりの強力タッグです。「やっぱり初心者が買うならMakerBotのReplicatorシリーズかな〜…」と思わせる大きな要素となることは間違いありません。
攻めるMakerbot!魅力的なオールインワンサービス
Makerbotは着々と強固なオールインワンサービスの体制を築きつつあります。
・3Dデータは123Dシリーズ
・3DデータコミュニティーはThingiverse
・3DプリンタはReplicatorシリーズ
これはかなりユーザーとしては魅力的なラインナップです。
あとは3Dスキャナーかな?と思っていると、そのスキャナー開発も進めているというニュースを発見。
MakerBot Unveils Digitizer Desktop 3D Scanner
Makerbotは、CADソフトや3Dモデリングの経験がなくても誰でも簡単に使える革命的なスキャナーにすると意気込んでいます。
Makerbotが独走体制に入る前に、他社のイノべイティブな取り組みにも期待したいところです。