地域のアナログな共有システムPumpipumpeを紹介した記事は、多くの共感を集めたが、「共有」の概念は、2015年も引き続き支持を広げそうだ。
【参考】
・自宅のポストに共有シールを張って、地域の共有経済を拡大していくプロジェクト「Pumpipumpe」
デザイナーHong Uihwoan氏、 Song Yoonji氏、 Choi Seungho氏、Han Jisoo氏が提案している「Tool Share」という自動レンタルシステムのコンセプトが興味深い。金槌やドライバー、ペンチなど、日常的に利用することはないが、時々どうしても必要になってくる道具を借りることができる。
利用方法は、まずスマホアプリで、ツールを予約するところから始まる。
ピンコードが発行されるので、近くのレンタル自動販売機・Tool Shareまで行ってそれを入力すると、道具を取得することができる。
このようなボックスに入れて、道具を家に持ち帰り、使用する。
返却方法もシンプルで、自動レンタル機にある返却ボタンを押し、返却用のバスケットを開き、そこに借りた道具を置くだけ。
ちなみに、利用は無料というコンセプトであるが、100円、200円という範疇であれば、誰もが利用したいと思うのではないだろうか。地域に1台、レンタル自販機がある近未来を支持する人は多そうだ。