オンライン上のスワップ(交換)コミュニティからビジネスを創造する方法

[2015/10/17]
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オンラインコミュニティからビジネスのうねりを作る。そんな方法は、珍しくなくなるに違いない。

Wavey Garms」は、ストリートウェアを中心に、自分の持っているものを交換、販売するオンラインコミュニティ。Facebookグループ上で友人同士の衣類を交換するスワップコミュニティから始まったこちらのグループメンバーの数は、今や33,400人を超えている。

そして、それをきっかけにして衣類を販売する店舗をロンドンに立ち上げた。

このケースは、これからのマーケティングモデルに重要な示唆を与えてくれる。体験価値を共有、消費するオンラインコミュニティを創り出すことが、あらゆる事業活動の中心軸の1つとなる可能性があるということだ。

これまでのネットマーケティングと言えば、とりあえずWEBサイトを作ってアドネットワークに、またソーシャルメディアで情報発信して…ということが多かった。しかし、これからの方法の1つは、オンライン上でコミュニティを作り、それを活性化させるところから始めていく、ということもある。

その際の1つのコンセプトとして「スワップコミュニティ」というは十分にありえるだろう。「価値消費ピラミッド”と21世紀の消費について」にも書いたが、これから先、既存の「購入」の概念は、氷山の一角になる可能性が高い。つまりあらゆるものを長持ちさせる、共有させていく世界観を敵とするのか、味方とするのかということであり、ここには経営的な英断が必要となる。

例えば、その先端を走るパタゴニアは、このパラダイムの波をうまく利用し、衣類修理トラックを走らせたり、服の交換キャンペーンを行ったりしている。

【参考】
売上拡大期にパタゴニアがあえて”衣料の交換キャンペーン”を行う意味
時代の先を行くパタゴニアに見るこれからの「コミュニケーション(マーケティング)デザイン」

これからは、いらない子供服や玩具を交換、贈与するオンラインコミュニティであったり、引っ越しする際にいらなくなった家具の交換、販売するオンラインコミュニティというのも面白いだろう。

あらゆるものが、インタラクティブ(双方向的)なコミュニケーションの中で動いていく世界の中で、今ビジネスに求められていることは、コミュニケーションの編集作業であり、体験価値をサービスとして設計していく力である。

更にその場が活性化していけば、双方向性のマジックによって、コミュニティコンテンツが自動編集されていく仕組みが生まれる。後は、何でもできるというものだ。スワップコミュニティの運営から店舗までを立ち上げたWavey Garmsの事例は、私たちに重要な示唆を与えてくれる。

 

 

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